わくわく直売所ライフ#3 <腹巻き発芽とクソ豚>

3月上旬に腹巻きの中で発芽したトマト、ナス、ピーマンなどの果菜類の種子は1週間くらいで発芽した(ピーマンは2週間かかった)。根があまりにも長くならないうちにセルトレイにまいたのだけど、1坪の極小ハウス×保温カバーでは毎日の開け閉めが大変で、ある日、日中に風を通すのを忘れていて、焦がしてしまった。ヤバそうな育苗箱からはタネの死んだ匂いがした。育苗期の失敗は凹むし、情けなくなる。 今日は、その生き残りと、新たにまいたものが、長い時間をかけて発芽してきた。やっぱり水かけや土の詰め方の塩梅でセルトレイにまいたものは安定しない。一方、育苗箱の方はよほどのことがない限り、地温が極端に変動しにくく、水分ムラも発芽ムラも少ない。育苗箱だと鉢上げはめんどくさいけど、僕のような下手くそには育苗箱の方が向いているかもしれない。


果菜類のほか、先日まいたリーフレタスとスティックセニョール、花類ではクラウスペディア、ペチュニアが発芽した。 3月中旬は秋まきのホウレンソウが直売所でダブついていて、1袋が80円にまで下がってきていたので、収穫するのをやめた。うちは秋まきではなく、諸事情で年末まきしたので、いま並んでいるホウレンソウが巨大化してはけた1〜2週間後に出すことにした。年末まきは、穴あきと穴なしの2種類のトンネルでつくったけど、穴あきでゆっくり育てたほうが品数が少ない時期に当たるかもしれない。まだわからんけど。  


ナメコの木が数株、イノシシ(以下、クソ豚)にヤられてしまっていた。じゃじゃぶりのなか、頑張って伐採したのにとても残念。食べる目的ならまだ許せるが、単に「荒らしてみた」感じだったので、なおムカついた。動物に何かされるたびに「愚かな人間よ」と「もののけ姫」のモロの声が脳内再生され、次回こそはぶち殺すと対策を練る。ところで先日「猟友会議員」が「肉の前で白目を剥いた」「鹿皮で蝶ネクタイを作って、白目を剥いた」ということで炎上し、ついでに猟友会にまで批判が飛び火したり、「そもそも人間こそが自然にとっての害なのじゃ」という神様目線の人も出てきたりしていて、非常に残念な気分になった。

わくわくアジア野菜ライフ

「おおさかのてっぺん」こと大阪府能勢町の山奥で、悪戦苦闘しながらアジア野菜を栽培中。

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