真面目な研修旅行

ウボンからバンコクへ。およそ10年ぶり。 バンコクでの目的はタイ野菜の種子を爆買いすることと、実際にどう野菜が売られているかを知ることだった。 ・カセサート大学 初日はカセサート大学の農業祭へ。小分け種子を販売しているタイ人と知り合い、話しているうちになんと同い年だということがわかった。ウボンでもバンコクでもいわゆる「置きダネ」の種類は、残念ながらそれほど変わらない。だけど、もっと深く探せば、きっと在来種を見つけられるはず、と思っていた。彼女が販売していたのがまさにそれで、バタフライピーの変化花や、色ちがい、四角豆の赤品種や長さや品種など、色々あった。 じつは、後々カオニャオを育てたいと思っていて、その場合、日本のもみ擦り機では精米できない気がしてたけど、そうか、タイから機械を輸入したらいいのか、なんてことも気がついたり。 ・チャトチャック ウィークエンドマーケットが有名すぎるけど、平日も入れて、植木市状態。植物と野菜に興味があるなら、別に平日に行けばいい、ということがわかった。ここの一番大きな園芸店ではそれなりの種類のタネがあった。タイの植木市は活気が半端ない。まさか、これ、毎日やってんの? 日本では年に2回でも大変なのに、つくづくタイは花の国だと思う。 ・サイアム デパート街のサイアムには、イサーン料理などを食べにいって、ついでにオシャレゾーンにも寄ってみた。結論からいうと、文化的にイケてた。最近の日本のカルチャー知らないけど、中国をはじめとしたアジアの他国文化を取り入れて消化するのがうまい。それでいて、自国の推しどころもわかってる感じ。日本スゴいとか自分で言うてる場合ちゃうで、昔の人らが頑張っただけで、別にいまの日本はスゴナイデ。 さてさて、明日は朝イチでカセサート大学で植物検疫証明書をもらいにいく予定。こっそり通っても大丈夫そうだけど、今後のためのチャレンジで。その足で帰国。どうなるやら。 という感じで、私のタイ旅行、めちゃめちゃ真面目に研修してます。

わくわくアジア野菜ライフ

「おおさかのてっぺん」こと大阪府能勢町の山奥で、悪戦苦闘しながらアジア野菜を栽培中。

0コメント

  • 1000 / 1000